フランス語の準否定表現~砂漠に不時着して水がなかった『星の王子さま』

人間は孤独だ

本当に何にもない状態で、独りぼっちになるという経験は殆どの人はしたことはないと思う。

でも震災などで、いままで考えたことなかったような経験をした人はそこから生き方が変わるという経験をする。


今まで当たり前だと思っていたことが、当たり前でなくなり、今までと同じ考えかたができなくなった、そんな経験。

 


人は生きていると、一度や二度は本当に思いもよらない状態にぶち当たるということがある、だから人は「星の王子さま」を読んでそこに知らない間に自分を重ねるのではないだろうか。

 

 

本当に一人だけどいつも一人


今日の一文は、砂漠に不時着して、本当に独りぼっちになった場面からです。

この人は砂漠でも独りぼっちだったけれど、その前からも独りぼっちだったのです。

 


J'ai ainsi vécu seul, sans personne avec qui parler véritablement,

jusqu'à une panne dans le désert du Sahara, il y a six ans.

Quelque chose s'était cassé dans mon moteur.

 

 


フランス語と日本語の違い。

 

フランス語の構造というのは、文章が長く構造的に積み上げられていくという形をとっています。なので日本語で読むときには日本語のスタイルを考えて言葉を読むと読みやすくなります。


フランス語の文章がポワン < . >できれていないからといって、それに合わせて日本語も長くしようとすると、大変な日本語になってしまいます。


フランス語を日本語に置き換えるときには、日本語の性質を優先にして、短く切るとなめらかな日本語になります。


日本語は、点で延々と長くつなげて書くという性質はあまりありません。


意味がきれるところで、句読点をつかって文章の塊として切ります。

 

 


砂漠に不時着したときのフランス語単語

 

 

vécu :vivre 過去分詞 形容詞 体験された、実際にあった、現実の

seul :ただ一つの 唯一の、連れのない一人きりの

véritablement:本当に 実際に

cassé :こわれた、割れた、


moteur:エンジン、機関、モーター

 

 

フランス語単語をつかった例文

 

vècu


C'est mon expérience vécue .

それは、私が実際に体験したことです。

 


seul


C'est le seul survivant de l'accident.

それは事故のただ一人の生存者だ。

 

véritablement


Ce personnage a-t-il véritablement existé .

その人は本当に存在したのですか?

 

cassé


Voix cassée 

しゃがれ声

 

 

フランス語の準否定表現


ne ・・・・pas という単語を使わずに否定を表している表現。


ない という意味のほうに重きが置かれている表現=準否定表現

 


peu ほとんどない

à peine ほとんどない

rarement めったに~ない

 


J'ai ainsi vécu seul, sans personne avec qui parler véritablement,

 

sans personne avec qui parler 


話す人がほとんどいない

 


星の王子さまにでてきたフランス語の表現

 


J'ai ainsi vécu seul, sans personne avec qui parler véritablement・・・・・

そんなわけで、本当のことを話せる相手のいないまま、ずっと一人だった

 


本当のことを話せる相手のことなど前回の星の王子さまの話はこちら

 

 

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